【体調への影響】

菱形筋は伸び縮みすることで、肩甲骨を引き寄せたり離したりしながら胸を開いたり何かを引っ張ったりの動作で活躍する筋肉のため、デスクワークや勉強などで長時間の同じ姿勢で肩甲骨周辺を動かさない状態が続くと肩甲骨周りの筋肉が開きっぱなしの状態となり、このような肩が緊張し続けた状態では、新鮮な血液が筋肉に行き渡りにくくなり凝りや痛みの原因になります。 僧帽筋は首の後ろから肩、背中にかけてある幅広い筋肉で、アウターマッスル（表層筋）の一つであり、その中に菱形筋があります。肩甲骨を背骨に引き寄せる働きを持つのが深部にある菱形筋のためここが働かないと、表層の僧帽筋が代わりに働くことで負担がかかり、さらなる凝りが生じてしまいます。

【ボディラインへの影響】

巻き肩になり姿勢が悪くなることで猫背にもなりやすくなり、脇周辺の老廃物が排出されにくくなる事で筋肉も硬くなってしまいます。そのため腋窩リンパ節の流れも悪くなり、結果的に二の腕やバストラインにも影響がでてしまいます。 鼠径リンパ節が滞ると下腹冷えやむくみも引き起こし下腹部太りしやすくなります。